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水稲種子温湯消毒作業 2025年3月31日

水稲種子温湯消毒作業  常盤グリーンセンターでは、3月22日から水稲種子温湯消毒の受託作業を行った。2025年は生産者177人が、はれわたりや青天の霹靂などの種子約32㌧申込み、JA職員と作業員らが1日に約4㌧の消毒作業を行った。
 温湯消毒は、農薬を使わずに温湯で殺菌する方法。苗立枯細菌病やもみ枯細菌病、いもち病などに対し防除効果が期待できる。消毒作業は、同グリーンセンターの敷地内にある旧常盤農産物加工センターで行い、60度の温湯に約10分間浸した後、冷水で冷やす作業を繰り返し行った。発芽率の低下防止や、病害の防除効果を発揮させるため、浸漬温度と処理時間の管理を徹底して作業を行った。
 温湯消毒作業を担当している同グリーンセンターの営農指導員は「温湯消毒は廃液処理が不要なため環境に優しく、生産者にとっては省力化になり、SDGSに合致した一石二鳥の取り組み。今後は管内の申込者の増加を図っていきたい」と話した。


女性のためのりんご剪定会 2025年2月27日

女性のためのりんご剪定会  尾上グリーンセンターと石川グリーンセンターは2月4日、平川市尾上地区の園地で「女性のためのりんご剪定会」を開いた。この日は女性農業者14人が参加し、剪定作業の知識と実技を学んだ。
 同地区の駒井敬樹さんが講師を務め、剪定をしながら枝の性質を見極めるポイント、剪定していく順序などを説明。「花芽を意識して枝を切ることも大事だが、生育に必要な日光や農薬が入るための空間を確保することを優先してほしい」と呼びかけた。参加者は、わからないことは質問し、メモを取りながら熱心に学んだ。
 参加者は「剪定作業の基礎的なところから説明してくれるのでとても分かりやすく、女性だけなので質問も気軽にできる。学んだことを今後の剪定作業に生かしていきたい」と話した。


雪害に対応するための豪雪対策本部を設置 2025年1月21日

雪害に対応するための豪雪対策本部を設置  当JAは1月10日、県内の積雪が例年を上回るペースとなっていることから、奈良寧組合長を本部長とする「令和6年豪雪対策本部」を本店に設置した。
 JA管内では、年末年始の大雪により、りんご樹の枝折れやパイプハウスなどの農業用施設が倒壊する被害が発生しており、今後も被害の拡大が予想されることから、情報収集や被害防止と対策支援のため設置。りんご園地や野菜ほ場の消雪遅れによる春作業の遅れも懸念されるため、最初の支援対策として融雪剤購入費の一部助成を実施することとし、1月下旬に申し込み受付を開始する。
 奈良寧組合長は「記録的な豪雪による被害は、今後も拡大すると思われる。被害の未然防止と支援の充実に努めていいきたい」と話した。

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