JA津軽みらい尾上大豆作業受託組合は12月18日、尾上支店で令和5年産大豆成績検討会を開いた。
同組合の組合員約20人が出席し、今年産の大豆の生育や収量、多収性生産の試験成績を確認した。
尾上グリーンセンターの山口博之営農指導係長が、同年産大豆の生育や収量について説明。
開花時期が高温多照であったことや作付面積140㌶で昨年より、9㌶増やしたことで、荷受重量が過去最多の41万4千㌕(前年対比226㌫)となり、
10㌃当たり平均収量は270㌕であったことを報告した。また、令和6年産の栽培に向けて、収量、品質向上のための排水対策や雑草対策なども説明した。
山口営農指導係長は「年々米の消費量が減少していることから、米価下落対策として輸入に依存している大豆の栽培に力を入れている。
生産者の所得向上を目指すため、大豆の安定生産技術を確立させたい」と話した。
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