当JAは12月10日、本店で令和元年産桃の販売報告会を開き、「津軽の桃」の販売額が約9100万円の過去最高額となったことを報告した。食味・品質が良いため終始引き合いは強く、総じて高値基調の販売となった。
元年産は夏場の高温乾燥の影響から糖度は高めで品質不良や病害は少なかったが、小玉傾向となった。収穫量は作付面積が増えてきた中、近年最も多かった平成29年産を5%上回り出荷数量は約34000箱(5キロ)となった。
もも生産協議会の倉内信一会長は「今年は天候の影響で小玉傾向となった。天候は木にも影響し、樹勢の低下などが発生していると思われる。来年の生育に影響しないよう管理を徹底してほしい」と話した。
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