当JAは11月15日、黒石市大字黒石字浄光寺に建設する「北カントリーエレベーター」の起工式を行った。工藤友良組合長をはじめ関係者ら約70人が参列し、工事の安全を祈願した。
同施設は、黒石市、田舎館村、藤崎町常盤管内の施設再編による運営コストの削減と利用率の向上を図る。また、既存のコメ「つがるロマン」のほか、青森県初の特A米「青天の霹靂(へきれき)」も受入し、品位向上および均一化によるブランド確立に努める。
貯蔵施設は5400トンで、450トンのサイロが12基。トラックスケール式を採用し、利用者の作業効率向上を図る。また、「青天の霹靂」の出荷用として、タンパク質計量用の米粒食味計2台、出荷基準外用の30石乾燥機2機も設置される。
平成29年度生産振興総合対策事業(強い農業づくり交付金)の助成を得て建設。総事業費17億2500万円、うち補助金(交付金)8億2000万円余り。㈱サタケが設計・施工。18年3月末の完成、9月の本稼働を目指し、急ピッチで作業が進められる。 |