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「津軽の桃」ブランド化へ/川中島白桃初出荷 2012年09月5日

 JA津軽みらい津軽もも生産部会(木村俊雄部会長)は9月5日、平川市にある平賀基幹グリーンセンターで初となる川中島白桃の初出荷式を開いた。
 同部会は本年度から川中島白桃を含む生産品種を「津軽の桃」としてブランド化に取り組みロゴマーク作成や加工品、スイーツ商品などの開発を進め次々と新商品が誕生している。出荷式では、木村部会長が「今年の気候は不安定であったが、異常な高温続きで桃にとっては好条件となり、果実糖度が高く仕上がった。今後は果樹農家の所得向上、地産地消や地域活性化など地域ぐるみで取り組んでいきたい」と話した。
 同部会は平成16年から本格的に桃の生産に取り組み、生産量は年々増えており、今年は昨年の約20トンを上回って約25トンの生産が見込まれている。



夜明け前から収穫!南八甲田高原野菜最盛期 2012年09月04日

 JA津軽みらい南八甲田高原野菜生産組合(葛西力雄組合長)では、今が旬のダイコンの収穫最盛期を迎え、夜明け前の深夜3時から畑に入り収穫作業が続いている。
 ダイコンが栽培されている平川市葛川地区の善光寺平は標高約700メートルの高原地帯。高原特有の霧と昼夜の気温差が大きい事から、野菜の生育に適した地域でダイコンの他に夏秋イチゴ、小カブ、ニンジンなどが栽培されている。
 冷涼な気候と溢れる太陽の光で育んだダイコンの収穫は10月上旬まで続けられる。



貯蔵能力8千トンのCE完成/全国4位に相当するスケール 2012年04月17日

 4月17、平川市大光寺一村井に建設を進めていた県内最大級の穀類乾燥調製貯蔵施設「平川カントリーエレベーター」が完成し、現地で竣工式が行われた。
 新たに竣工した同施設は、500トンの貯蔵サイロが16基のほか、迅速な荷受けを図るためのトラックスケール(車輌計量)荷受方式の採用。また、異物混入防止を徹底するために最新鋭のフルカラーカメラを搭載した光選別機等を設置し、安全・安心で高品質な「みらい米」を安定的に販売できるように配慮。
 竣工式では、阿保直延組合長をはじめ大川喜代治平川市長ら関係者約100人が参列。神事で稼働の安全を祈り、テープカットして完成を祝した。



平川低温農業倉庫を起工 2012年04月05日

 4月5日、平川低温農業倉庫新設工事の起工式が平川市大光寺一村井の建設地で行われ、関係者60人が参列して工事の安全を祈願した。
 同施設は、3月30日に完成した平川カントリーエレベーターの敷地内に建設。新たな倉庫の延べ床面積は1,845平方メートルの平屋造りで収容能力は55,104袋(30キロ袋)を低温で保管する。
 起工式では、阿保組合長ら関係者が鍬入れや玉串を奉奠して工事の安全を祈願した。阿保組合長は「施設が完成するとカントリーエレベーターと同じ敷地で荷受けから出荷まで一体的な作業が出来ることで効率化につながる」とあいさつ。
 工事は7月末に完成する予定で秋には今年産米の受け入れを行う。



豪雪被害軽減対策に/各地で融雪剤を散布 2012年03月08日

 JA津軽みらいは、今冬の記録的な豪雪で農作業の遅れが懸念されることから融雪剤購入費に対する助成を実施。組合員への支援を始めた。
 助成金額は総額一千万円で内容はりんご・野菜・花卉・一般果樹出荷者を対象に10アールあたり2袋までとし、1袋あたり200円。またハウス野菜・花卉出荷対象者・米出荷者や生産組合を対象とする育苗ハウスには、100坪あたり1袋までとし、1袋あたり200円を助成する。
 3月8日、雪深いりんご園で融雪剤を散布する黒石市長坂の佐々木俊昭さんは「場所によっては、積雪が1メートル50センチを超えている場所もあり、散布したところは約60センチ積雪が減ったことが確認できる。積雪が減ったところでは、りんご樹の裂開・枝折れ等の被害が見られる。融雪剤散布による被害の軽減ができれば」と話した。
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